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【ライブレポート】DUAL@大阪城ホール/7ORDER LIVE TOUR 2023

2.イベント・現場

「音が(声が)降ってくるね」と顕嵐君が言ったその言葉がどれほど嬉しいか。

2023年3月8日にリリースした3rdアルバム『DUAL』を引っ提げた今回のツアー。
4月9日の仙台を皮切りに、広島・神戸・福岡のホールツアーを経て、アリーナツアー(日本ガイシ・幕張メッセ)の公演を終え、
この記事は大阪城ホール2日目公演のレポートです。

セットリスト・演出のネタバレが大丈夫な方のみお進みください

前説

夕日に見送られながら入場

今夜のライブは7ORDERのファン年表を作るならば間違いなく太文字かつ赤文字に違いなく、
その熱を書き留めるには少しだけ歴史を知っておく必要があるなと思ったので前説を少々……

7ORDERとしては初となる大阪城ホールのワンマンライブ。
しかし、7人にとって大阪城ホールは「立ったことがある場所」でした。
7ORDERの前身グループであるLove-tuneは、「ジャニーズJr.祭り」という合同コンサートで、SixTONES・Snow Manなどのグループと共に大阪城ホールに立っています(2017年,18年に出演)

今日、この会場にいる人の中には、
当時の思い出を大事に抱えている人もいれば、
私のようにLove-tuneを知らない人や、
Love-tuneとしての彼らしか知らない人や、
最近7ORDERを知ったばかりの人もきっといて、
「この7人が大阪城ホールに立つ」という事に対する思い入れの強さに個人差がありすぎて、開演前の会場には目に見えないカオスが充満していた様に感じていました。

でも、いざ幕が開きライブが進むと「このライブを、この一瞬を、ここにいるみんなで、最高のものにしよう」という気持ちがどんどん強くなって、
その熱量が会場中に伝染して「WE ARE ONE」を体感するようなライブになりました。

いいライブでした。すごいライブでした。
その様子を書き留めます。

ライブ本編

セットリスト

間違えてたら誰か教えてください

約130分。アリーナ公演となると曲数が多いですね。「原点回帰」を謳っているだけに、
1stアルバム・2ndアルバムの曲もセトリ入りしており、盛りだくさんな内容。
どれがバンドでどれがダンスなのか、まったく想像がつきません。わくわく。

オープニング~前半戦

※撮影可能曲の時に撮影。大型ワイドビジョン。

19時。開演時間になると、自動制御により客席のペンライトが消灯し暗転。
ステージ上部に設置された大型ワイドビジョンに映し出されたのは、メインビジュアルの衣装を纏った7人のオープニング映像。
アリーナ公演に導入されたこのビジョンは、ステージの横幅と同等の長さで切れ目がなく、映像も色鮮やかで映画館のような迫力。

中央にツアーロゴが映し出され、はじまった一曲目はアルバムのリードトラック「Who I Am」
スポットライトの先には萩谷君(Drs.)が。冒頭の一節を歌い上げると照明が切り替わり、メンバーが順番に姿を見せます。
サビで7人がセンターステージに集まり、ダンスパフォーマンスからDUALの幕が上がりました。

2曲目は「Edge」
バンドテイストな激しめのダンス曲。

久しぶりだな大阪城ホール!!

という安井さん(Vo.)の第一声に、会場からは熱い歓声があがります。
サビで顕嵐くん(Vo.)がサングラスを外すと、センターステージでは金色の花火がブチ上がり、一気にギアアップ。
後半には、大型ワイドビジョンが7分割され、7人それぞれが映る演出でライブの開幕を華々しく彩ります。

あくび
あくび

「ナァ~ナナ~・ナ・ナ・ナァナ~ナ~」の手振りを覚えて行くとより楽しい

さっきまで踊っていたのにいつのにか楽器隊がスタンバイ完了しており、「Bow!!」へ。
7ORDER初となる声出し解禁ライブツアーということで、ここからは少しCall&Responseの練習タイム。
この日は冒頭からめちゃくちゃ声が出ていて、もうすでに会場の温度は上がっている様子。

矢継ぎ早に繰り出される楽曲達、まだまだ続きます!
「Feel So Good」では萩谷君が冒頭にサンプリングパッド使ってたように見えました。(配信で確認したいポイント)
「Growing up」がはじまるとペンライトが緑一色になり、観客の動きに合わせて揺れる様子はまるで風に揺れる草原の中にいるようでした。

自動制御により、客席すらも舞台装置になるのがすごい。

0次先行特典の紙チケット・ご当地パス・グッズなど

続く「SUMMER様様」のAメロは、長妻君(Key.)の手振りを真似して踊るのが恒例になっているのですが、これが回替わり&突拍子もないので毎回楽しみなポイント。

ちなみにこの回は、
手で波を表現→ルダハート(頬を手で挟んで、顔全体でハートマークを作る)でした。
これがおそらくメンバーも本番まで知らないようで(?)

長妻君が見本になる→
観客が長妻君の真似をする→
他メンバーが観客を見てリアクション
…という謎のサイクルが生まれています。

その結果、萩谷君・諸星君(Vo/Sax)もルダハートをしていたり、真田君(Gt.)が「限界だよっ」の部分を

みんな可愛すぎ!

と叫び、観客:キャー!!!!(ドッカーン)
安井さんが「感じさせてよ」の部分をあえて歌わず、あざと顔でルダハートをして、
観客:ギャーー!!!!(ドッカーン)
何が出るか分からないガチャガチャみたいで、大好きな時間です。

次は雰囲気も一気に変わって「Heavy」
いつの間にかヘッドマイクを着けた7人によるダンスパフォーマンス。
Heavyはトラックのかっこよさはもちろんですが、サビの振付が「そうきたか!」という驚き。あえてのミニマムな振付。最高です。映像もマトリックスみたいでかっこいい。
美勇人さん(Ba.)がツアーグッズのバケットハットを被っていて、さらに良い。

あくび
あくび

「Heavy」の振付はgash!さん

大人の色気「&Y」

続く「&Y」のアレンジがすごい。
武者修行ツアーの時が“色気を出そう”としてパフォーマンスをしていたとすれば、
今回は“彼らの中に元々ある色気が、にじみ出ている”という印象。
前半、気怠げなダンスをしながらアウターを脱いでゆく姿は、ビジョンに映して大丈夫ですか!?というくらいセクシー。

そして後半はまさかのバンドパフォーマンスに転換
美勇人さんのベースが全面に聞こえてくる音色になっており、これまでのバンドアレンジよりレゲエの印象が強くなっています。この低音が腹にクル!
原曲の輪郭を残しながらも全く違う印象の曲になっていました。

身体表現&楽器演奏というまさにDUALなパフォーマンスを一曲の中に収めながらも、一貫してエキセントリックな色気を纏っている今回の&Y。
全オタクに見て欲しい。
&Yがジャマイカっぽいレゲエのリズムだということを思い知らされたアレンジ、最高でした。

あくび
あくび

平均年齢27歳でしたわ。なるほどこれが大人の男か。えっろ。

ショートMC・「F」

大阪めっちゃ声出てるね!

音が降ってくるね

この「音が(声が)降ってくるね」って言ってくれたのめちゃくちゃ嬉しかった。我々の声をやっと彼らに浴びせることができたんだなと。

続く「F」では、スクリーンに映し出された流れゆく街並みが休日の昼間を思い出させ、ごきげんなリズムに自然と体が揺れてしまいます。Fu Fu Fu~
C&Rが楽しい曲なのでライブに行く前にチェックしてほしい一曲。

撮影可能曲「Sabãoflower」

※撮影可能曲

そして次は撮影可能曲「Sabãoflower」※ホール公演&名古屋ガイシはFだったが幕張からSabãoflowerに変更

水色のアウターを羽織ると、会場は七色の光に彩られ、ビジョンに映る青空とシャボン玉はこの楽曲のMVに入り込んだようでした。
前半はトラックに載せて歌っていますが後半はバンド!
あんまりナチュラルに移行するものだから、動画を見返すまで気づきませんでした!シームレス!

曲終わりの安井さん

大阪城ホール1日目はSabãoflowerの作詞を担当されたlocal connect / Daikiさんのメンバーさんも来ていたので、このHAPPY空間を見てもらえた事がめちゃくちゃ嬉しいですね。

MC

撮影可能はここまで。すぐにスマホをしまう客席GOOOODです。
MCでは昨晩、顕嵐くん行きつけの焼肉に行った話に。
※ニュアンス※

昨日はタン塩を14人前食べて…

でも美勇人さん、インスタに10人前って書いたんですよ(この人嘘ついてる~!みたいなノリ)

いや、14人前って書いたよ

?…じゃあ合ってますね。

……あってるってー(客席を見ながら)

なんなんだよ…

あらみゅが怖い。

その後のトークは、体質が変わり、食べ過ぎたらちゃんと太るようになったという美勇人さん。
対して、昨日あんなに食べたのに翌朝にはお腹ぺったんこになってる安井さん(むしろ痩せた?)
「なんで太らないの?」という真田君の質問に対して会場から聞こえた笑い声に、

何笑ってんだよ!!俺はべつに太ってないから!!

と客席に凄む真田さん。

とはいえ最近メンバー内で筋トレが流行っており真田君は脱いだらすごいそうで、

脱いだ真田君を見たらみんな惚れると思うよ

だそうですよ。……誰か知り合いにan・anの編集長いませんか?

また、5/22に「7ORDER 4周年感謝祭 ABEMA SPECIA」の生放送と、6/4のツアーファイナルを生配信することが情報解禁され、喜びの声が上がりました。
通しチケットがお得みたいよ!(6900円相当)

7ORDER 4周年感謝祭 ABEMA SPECIAL & 7O...
【お知らせ】「7ORDER LIVE TOUR 2023 DUAL」のABEMA PPV配信につきまして本公演中、主催側の機材トラブルにより、【2:28:56〜2:29:14】間一部音声が聞こえない状

そんなゆるっと楽しい空気から、センターステージに移動し流れるようにはじまった「Stunnin’」はチルいダンスパフォーマンス。ブルーノマーズ的な多幸感。

続く「Monday morning」は照明が絞られ、メインステージに等間隔で並んだスタンドマイクに掛かっている黒いハットを被ると、7人の歌唱がスタート。

Twitterでもかなり話題になっていたこの曲。

あくび
あくび

「吐息」とだけ事前に聞いていたのですが、ほんとに「吐息」ソングだった

ブレイク(一瞬の無音)美勇人さんがブレス(吐息)を入れ、思わずこちらが窒息しそうになると、
サビで再びビジョンが7分割。オタクの悲鳴が聞こえてきます。
~暗転~

お悩み相談コーナー:みたらしさんの登場。

ケータリング風飯。みたらしさんのみたらし団子は喜八洲(きやす)です

「なんとかやってますわ」の前には“趣味でお悩み相談をやっている車掌さん”(CV長妻)による、相談コーナーがあります。
ファンから募集したこの日の相談は「写真を撮るときピースばかりしてしまう。おすすめのポーズを教えてください」といった内容。
影ナレで相談を読み上げた長妻君。相談内容によって回答者も毎回変わるのですが、
この日の回答者は…

じゃあこの人に答えてもらいましょう!み、み、みたらしさんっ!

その名前に会場からはキターーーーーー!!!というような黄色い歓声が。

あくび
あくび

みたらしさんとは、大阪公演にだけ現れる7ORDERのご当地キャラで真田君のそっくりさんです。

アコースティックギターを携えたみたらしさんがステージ中央に登場すると観客もニッコニコ。大阪を拠点に弾き語りをしている設定のみたらしさん。

みたらしさん
みたらしさん

せっかくなので一曲披露させてもらえますか!

と呼びかけ客席に手拍子を煽ると、代表曲「みたらし団子の歌」を披露。
スポットライトの中、アコギ一本で歌うみたらしさんの姿に揺れそうになる肩を抑えていると、
パッと明るくなったステージ2階部分になんと、きなこもちさんが登場(※美勇人さんにそっくりなラッパー)

「みたらし団子の歌 feat.きなこもちさん」に震える肩を抑えられません。

みたらしさん
みたらしさん

こんな感じで、なんとかやっていきましょう

で締めくくると、「なんとかやってますわ」がスタート。

長妻君「なんとかやってますわ」

犬、回転して、逃げるの主題歌。グッズのフォトカード買っちゃうくらいよかった。

ALBUMの7曲目でもあるこの曲。
スーツに黒ぶち眼鏡の長妻君が主人公で、一番コメディ色の強い楽しい時間。
寸劇風で、ストリート風の衣装に着替えた6人はバックダンサー的な役回りでした。
7人でできる事の幅が広すぎて目が足りません。
ヴァイオリンによるカノンの部分は、長妻君がキーボードで弾いているというアレンジもとっても素敵。

顕嵐君「レスポール」

センターステージ。赤と白のスポットライトが重なる先には、一本のスタンドマイク。
来ました「レスポール」です。(最初の衣装に戻っている/上着なし)
派手な演出ではなく、とてもシンプル。
まさに素材勝負。
他6人はメインステージで演奏に専念。真田君のギターにのせ、その身ひとつで歌う顕嵐くん。

カラオケで歌ったことがある方は分かると思いますがレスポールって音程めちゃくちゃ難しいんですよね。
それを誤魔化しが効かない演出で歌っている顕嵐くん、一番ロックな瞬間でした。
ちなみに安井さんはKey&Ba側でギターを弾いていて、諸星君はDrs&Gt側でハモリを歌っていました。
6人で支えているからこそ、顕嵐君は前しか見ていない。

あくび
あくび

(いい意味で)見ているこちらに緊張感を与えてくれる曲

安井さん「爛漫」

メインステージ。足元はスモークで覆われ、淡い白に包まれています。
安井さんの歌声に感じる、刹那的な幸福を一音も聞き逃さないように集中力が増していく会場

映像は、ふわりふわりと散る花びら
手元のペンライトは淡い桜色
サックスの音と共に、夜空に浮かぶ満月
観客が揺らすことで完成する、会場中に舞う桜吹雪
安井さんのフェイクが強くて儚い。

幻想的で美しく、どうしようもなく儚い瞬間の一部になれていることが、ただただ嬉しかった。
曲終わり、一人ずつ去っていく中、暗転していくステージにドラムの音だけが取り残されて、最後には静寂。
思わず止めていた呼吸をやっと思い出したかのように、客席からは拍手が起こった。
数分のはずなのに、まるで一本の映画を見た後のような満足感でした。

後半戦「Who I Am」~「Get Gold」

充実した空気の中、ビジョンには先ほどの爛漫の映像から、なんとかやってますわ、&Yなどが瞬きの間に切り替わり時間が巻き戻っていきます。
そして遂に冒頭、「Who I Am」へ。
赤い衣装に身を包んだ7人が登場すると、「ここから後半戦ですいけますか!」と客席に呼びかけ、
「Who I Am」を今後はバンド演奏で披露。

あくび
あくび

一つの曲を違う演出で披露する……7ORDERさん渋すぎませんか。

この流れだと後半はバンド強めかと思うじゃないですか。でも違った!
花道に設置された球状の照明がミラーボールのようにひかりだすと、「Make it true」「MONSTER」「Perfect」がシームレスに繋がりバチバチに踊る。
花道を使った、Perfectのラインダンスは圧巻。
と、思っていたら「Power」がまさかのバンド演奏。
弦楽器で弾くPowerのリズムをバックに、ハンドマイクを持った諸星君が

萩ちゃん、いい感じのリズムちょうだい!

と投げかけると、それに応えるように萩谷君がドラムを叩く!
ここのリズムは即興っぽくて回替わりなのですが、今日はビートが速めで激しい!

というのも昨日の公演で、萩谷君のリズムに対して諸星君が「もっと遊んで!遊んじゃっていいよ!」と煽っていたので、

幻聴
幻聴

これならどうだ‼受け取れや‼

という意思を感じましたね。今日のビートを聞いて諸星君は、

こいつ、こういうところあるんだよ!そういうところ、好き!

と、心底楽しそう。萩谷君のビートにのせてラップをし、ボーカル3人がセンターステージに移動すると、「Break it」がスタート。歌詞が全部英語(?)だった気がします。
顕嵐くんが一瞬エミネムくらい早口になって耳がビックリする。

そして最後の曲は「Get Gold」

あくび
あくび

冒頭の「ウォー!オオオ・ウォー・オオオー・オー」の部分はメンバーと同じ部分を歌えばOKだそうです

楽曲も相まって、諸星君の煽りはUVERworldのTAKUYA∞みを感じます(私は古のcrew)
バンドとダンスという7ORDERのパフォーマンスを一曲の中で表現するGet Gold。メインステージには炎が噴き出し、ギラッギラ。

ここで全部出し切るかのように激しさを増す演奏に、客席の温度も負けないくらい上がっていきます。
いままで私が聞いたGet Goldの中で一番熱かった!
曲終わりのメンバーがすっごくいい顔をしていて、楽しそうで、ロックバンドの“それ”だった。
真田君のジャンプで曲を締めると、最後はかき鳴らしたギターをステージの真ん中に横たえ、振り返ることなく颯爽と去って行った。

アンコール

客席登場

7ORDERのアンコール待ちはちょっと特殊で、
「セブン!👏👏!オーダー!👏👏!」というリズム。声出しverに参加するのは初めてなので嬉しい。
すると、ステージに公式キャラクターの小田ちゃんが登場!
「みんなーアンコールありがとー!」

あくび
あくび

ついに喋った

「一緒にメンバーを呼んでみよう!」ということで小田ちゃん指揮のもと、メンバーの名前をコールしていきます。
他の公演では年齢順に名前を呼んでいくのですが、今日は……
小田:「さなだー!」観客:「さなだー!!」
小田:さなだー!」観客:「?さなだー!」
小田:さなだー!」観客:「???さなだー!!!」
と永遠の真田コール。一体どうなってるんだと思ったら、
「GIRL」の曲が始まると同時に、真田君の顔写真で作った団扇をかざしたメンバーが客席に登場!カメラに抜かれても誰が誰だか分からねぇ!

2階スタンドには美勇人さん・萩谷君・諸星君の3人が登場。

あくび
あくび

人生で一番美勇人さんに近づいた日。これが0次先行チケットかーっ!

3人は2階席をぐるっと回ってくれたのですが、なぜか美勇人さんは通路を20mくらい全力疾走していた瞬間があって、風になっていた。
諸星君は終始爆笑していた。萩谷君はやはり生で見ると「こんな美形知らん。誰?」ってなる。綺麗すぎる。
「Lonely night」も客降りなんですけど記憶ないよね。客降り中は脳がサーバーダウンするから断片的な記憶しかないよね。
7人を追うための目と、モニターを見るための計8個の両眼が必要です。ケルベロスでも役不足。

ほっかほかの会場を通り、メンバーがステージに集まると、最後の曲の前にMCへ。
そこで安井さんが、言葉を選ぶように大切に大切に言ってくれたのが、

僕たちは、昔ここにきたことがあって。
それは、いまとは違う名前で。

またこの7人で戻ってこれたのは、皆さんのおかげです。
いろんなことを一緒に背負ってくれてありがとう。

きっと、あの時よりかっこいい僕らに、少しは成れているかな、と思います。
あの日みた景色より!いい景色を!!俺たちに見せてくれ!!!!
――――また、はじめよう。“雨が始まりの合図”

記憶が頼りなので抜けている言葉もあると思うけど私が掬い上げられた言葉はこんな感じ。
「また、はじめよう」という安井さんの言葉が胸に刺さって抜けそうにない。

そんなこと言われたら、みんなで最高の景色をつくるしかないじゃないですか。
今日一番の声を出すしかないじゃないですか。
両手掲げるしかないじゃないですか。
会場全体で「ウォー・オーオー・オーオー」を歌うけど、
左を見たら泣いている私の同伴者。
右を見たらマスクがびしゃびしゃになってる人がいっぱい。
それがステージからも見えたんですかね。

わーらーえーーー!!!!!!!!

と優しい笑顔で叫ばれて私の視界までぼやけだす始末。

歌詞の「愛と秩序を固く結んで」はLove-tuneのLoveと7ORDERのORDERなんだろうな、と。
そう思ってもいいんだ”と思えたのが今日の「雨が始まりの合図」でした。
「投げた靴は上を見て笑っている」と歌いながら、眩しいステージの真ん中で、靴を蹴り上げ空を見る安井さんの姿は、誰よりもかっこよかった。
C&Rが入って初めて、完成した曲だった。
曲が終わる頃には、色んな思いをのせた拍手が雨のように降っていた。

最後はメンバーからの挨拶が。

あの時からするとさぁ、いろいろ…がんばったなぁって

と言う長妻君が、な、なきそう…!
「今日は眩しいなぁ、眩しいわぁ!」と言ってギリ耐えた長妻君。見つめるメンバーの表情が優しい。

上の方までいけて嬉しかった~!
(アリーナの)後ろの方も嬉しい!
真ん中の方も嬉しい!
前の方なんてもう~…全然嬉しいんだからぁ!
みんな最高~~!!

「また会いましょう!7ORDERでした!」
震えるような拍手の中、メンバーがステージを降り退場のアナウンスが流れるも、
この後なんとも嬉しい想定外の出来事が…!

Wアンコール

沸き起こった7ORDERコールが鳴り止まず、予定にないWアンコールでメンバーが再登場!
しかし安井さんの姿が見当たりません。

ヤス、トイレいっちゃって!

と予定不調和さが目に見えます。
追って安井さんが登場すると、

トイレから出たら誰もいなくて…裏も衣装とか片付けられてるから、ガラガラのところでみんなのこと探してたらキャーって聞こえて、「あ、出てる」って。

と戸惑う様子がなんとも嬉しい。
出席番号1番の阿部顕嵐さんから改めて一言ずつ。
「一分一秒、その一瞬を楽しもうと思って生きているけど、そう思えない時もあります。でも、今この瞬間は、心から楽しいです」と。

特に嬉しさが溢れていたのは、やっぱり真田君。
「ほんとに嬉しいです。ほんっっとに嬉しいです!ありがとう!」
と、少年のように目を輝かせる姿が素敵だった。
6月に控えるツアーファイナル(武蔵野の森)に「また来てね!」と重ねて伝え、
最後は会場全員で「みんなでー!?」「さなだー----!!!」と真田コールでDUAL大阪公演は幕を閉じました。

最後にステージから降りる顕嵐くん。クルっと振り向き、マイクを通さず地声で「ありがとう!」と叫んで、最後の最後、会場の歓声を搔っ攫っていきました。

おしまい。

ヨブンのこと

正直、こんな熱すぎるライブになるとは思っていなくて。
7人と対話ができた気さえした。間違いなく私たちは「7ORDER Project」の一員だった。
すごく良い距離感だった。この日の想い出をずっと覚えていたいと思うくらいに。

「俺たちと、みんなで、7ORDER!!!!!!!!」という言葉は、ツアーファイナルまで取っておこう…ということもあって「真田コール」になりました。
どうかこの言葉が武蔵野の森で聞けますように。
間違いなく今回のツアーは面白いので、予定が合うならば初見の人にも是非行ってほしい。
2023年6月3日,4日(土日) 東京都 武蔵野の森総合スポーツプラザです。
行ける方は是非。

https://l-tike.com/concert/meven...

いけない人は配信で見よ~~!

7ORDER 4周年感謝祭 ABEMA SPECIAL & 7O...
【お知らせ】「7ORDER LIVE TOUR 2023 DUAL」のABEMA PPV配信につきまして本公演中、主催側の機材トラブルにより、【2:28:56〜2:29:14】間一部音声が聞こえない状
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