風に揺れる衣装、空に響いて飛んでいく、声。
7ORDERとしては初となる、野外ロックフェスへの出演。
会場はミクニワールドスタジアム北九州( サッカーのスタジアム )
この日のために彼らが用意したセットリスト・パフォーマンスがどんな内容なのか……
フェス好き7ORDERオタクとして「この目で見ておきたい!」と思い、北九州まで飛んできたのでレポートです。
記憶を頼りに書いてるので間違ってるとこもあるかもです。ご了承を~~~~
セットリスト
それでは順番に振り返っていきましょう
7ORDER本編 (PM15:30)
出番は15:30からの約30分間。
「節目や大事な日には雨が降る」でお馴染みの7ORDERさんなので、当日の天気が心配でしたが杞憂に終わりました。
めっっっっちゃ気持ちいい秋晴れ。
ステージは北西を向いていて、秋の日差しに照らされた会場に気持ちの良い海風が流れてきます。
Overture(OPSE)は『INTRO-ONE-』
“7ORDER project始動”が発表された時の曲であり、アルバム「ONE」の一曲目なので、何かがここから始まるんだというワクワクした気持ちにさせてくれるオープニング。
長妻君・安井さんを先頭に、秋ツアー( 脱色と着色 )の衣装を身に纏った7ORDERがステージに登場。
笑顔で客席に手を振りながら、各自の持ち場へスタンバイ。
『INTRO-ONE-』の曲終わりから音を鳴らし、
はじめまして!7ORDERです。
よろしく!
というリーダー安井さんの第一声から、いよいよパフォーマンスがスタート。
M01 雨が始まりの合図
彼らが一曲目に選んだ曲は『雨が始まりの合図』
安井さんの誕生日にメンバーがプレゼントした曲であり、メジャー1stシングルでもあるこの曲。
一曲目からヴォーカル3人がステージ前方に出てきて観客を煽ってゆきます。
風に揺れてヒラヒラと舞う顕嵐君・安井さんの衣装がとても美しかった。
曲終わり、伴奏がすっと静かになってヴォーカル3人の声が重なる「雨が始まりの合図」というフレーズの部分、
空に響いて飛んでいく声が気持ちよくて、これは野外だからこその抜け方だなと感じた。
この曲は雨の日をポジティブに変えてくれる曲なので、今後も野外フェスに出る際はセトリ入りする可能性が高そうですね。
シンプルに気持ちがいいです
M02 青空と爆弾
「次の曲はタオル振るので、もしよかったら一緒に楽しんでください!」
と聞こえてきた2曲目は『青空と爆弾』( 若旦那さん/湘南乃風 楽曲提供)
セトリ入りしてくれると思ってましたよ!
現時点では7ORDER至上最速BPMで、パンクっぽさのあるスネアドラムの音が気持ちいい疾走感のある曲。間違いなくフェス向きです。
タンバリンを持ってステージを爆走する長妻くん。
さらに顕嵐君・諸星君、team7を筆頭に会場みんなでタオルを振りまわします。
脱色と着色・DateWith・武者修行など、歴代のタオルが舞っているのが壮観でした。
歴代のグッズが一堂に会するというのはフェスならではかもしれませんね。
また、野外フェスだからこそタオルを持っている人が多いので7ORDERを初めて見るお客さんも手持ちのタオルで参加できるのがこの曲のフレンドリーなポイント。
諸星君のパートでは「綺麗な海に行ってきます」の歌詞が「 北九州に行ってきます」に変わっているなど、ライブならではの演出もあり。
「北九州に行ってきます」の後に間髪入れず長妻君が「いってらっしゃァァい!」って叫んでて笑った
Short MC
青空と爆弾が終わったタイミングでMCへ。
(※ニュアンスで読んでください)
どうもーーーゴールデンボンバーでーーーす!
「入れ替わってる!?」というメンバーに
「さっきイジっていただいたので!」という安井さん。
というのもこの日、先に出番のあった金爆さんが
「どうもーーー7ORDERでーーーす!」
というボケをしていたのでそのアンサー的な。
こういう他バンドとの絡みって、フェスならではなので嬉しいですね。
改めて7ORDERです。
はじめての野外フェスです。メンバーの紹介をさせてください。
真田佑馬です。ギター弾いてます。曲もつくってます。
諸星翔希です。サックスと…7ORDERの短髪担当です!
と。がっつり短髪になっている諸星君。養殖のパーマ(真田君命名)一瞬でしたね。短髪もお似合いです。
森田美勇人です。特技はダンスです
とベースを持ちながらきっぱり言い切る美勇人さん。これはもう伏線。
長妻怜央です!!妻を長くします!!!
「?」
緊張するとこうなっちゃうんです!!!
今日の長妻君はとても声がでかい。
萩谷慧悟です。初めての野外フェスということで7ORDER気合入っております。……なので今朝はかつ丼を食べてきました!!
はじめまして阿部顕嵐です。さっき食べたうな重が人生で一番ってくらい美味しかったです!!
年下組のワンパク感。というのも北九州ロックはケータリングがかなり豪華だったらしく、地元の美味しいものが勢ぞろいしていたそうです。
そして、安井謙太郎です。よろしくお願いします!
いつものことながらステージに立っている安井さんの頼もしさが半端ないです。発声が男前なんだよなぁ。
M03 SUMMER様様
3曲目は定番盛り上げ曲『SUMMER様様』(HIROKIさん&NAOTOさん/ORANGERANGE 楽曲提供)
特徴的なイントロから、サングラスを装着した諸星君がステージ中央でサックスを吹き出した時の客席の反応が大変熱かった!
「彼、サックス吹くの!?」とでも言うような声が客席から漏れていました。
イントロのサックスは音源とは違う渋いメロディ。
あと、諸星君の新しいアルトサックスをはじめて生で見たのですが、とても綺麗なブロンズゴールドっぽい色で遠くから見ても存在感がすごい。音が厚い(セルマー?)
フェスの後のTLを見てると「7ORDERのサックスの曲」って言われてたりもして。
改めてバンドセットに管楽器がいるってすごい強みなんだなと客席の反応を見ていて思いました。
この曲は顕嵐君と安井さんが踊り方を教えてくれるわけですが、
モノノフ(ももいろクローバーZファンの呼称)さん達、順応力が高くて流石フェス慣れしてるなと思った。ノリが最高でした。
曲中、長妻君(key.)の日替わり振り付けをファンが真似して踊るパート(?)があるのですが、この日は『女々しくて』のサビの手振りでした。
みんな心の中でツッコミ入れてたと思う。脳内で「あ~~いさ~~~れたいねっ♪」が流れてきて大変だった(楽しいです)
M04 Get Gold
4曲目は『Get Gold』
フェスの前日にPerformance Practiceがアップされました。
ファンのみんな、
そして7ORDERをまだ知らない人達にとって
僕らが光り輝く存在でありますように!
by もろ
最新曲。7ORDERの武器である、バンド演奏とダンスパフォーマンス、さらにラップを一曲で体験できるので、7ORDERの名刺代わりになっていきそうなダンス&バンド曲。
この曲は客席の反応がすごかった!
1サビ後、曲調がダンスチューンっぽく変化し、楽器を置いたメンバーが徐々にステージ中央に集合すると、
安井さんが囁いた「This is 7ORDER Style」
おおおおおお踊るっっっ!!!!
美勇人さんをセンターにしたフォーメーションで踊りながら、手持ちマイクでラップするのがたまらなくかっこいい。
先ほどの自己紹介で「特技はダンスです」と言ったのを「ふ~ん?」程度に聞いていた観客のみなさん見てますか?びっくりしました???
うふふふふ私もびっくりしています(毎回初見みたいなリアクションします)
これが伏線回収ってやつか。
そんな美勇人さんから真田君に繋ぐマイクリレー。真田君を頂点にした三角形のフォーメーションを考えた人天才ですね。
フォーメーション移動の時に美勇人さんがすごくゆっくり移動する部分があって、
その違和感(褒め言葉としての)に目が釘付けでした。ダンスパートは油断すると美勇人さんしか見えなくなるので箱推しは大変です。
の歌詞に湧きますね、私の心が。萩谷君の透き通る声の後に響きわたる諸星君のサックス、
分厚い音に乗せるシャガレた顕嵐君のラップ、
安井さんのロングトーンと、相性抜群の長妻君のピアノのメロディ。
バンドからダンスに移り、またバンドに戻りラップもするって……
これがTHIS IS 7ORDERか(大の字)
ロックフェスでバッキバキのダンスを見ることってあまりないのでかなりインパクトがあったのではないでしょうか。
ダンスってやっぱ派手ですね。華がある。テンション上がる。
冒頭、美勇人さん(Ba.)が萩谷くん(Drs.)の方を見てベースリフを弾いているように見えて、リズム隊が先陣を切るタイプの楽曲構成がかっこいいなと思った。
後日ファンクラブで公開されたバックヤード動画で、メチャクチャ緊張している萩谷君が映っていたのですがライブ中は全然そんな感じがしなくて。リズム隊の二人が本当に頼もしいのも7ORDERの魅力。
M05 Sabãoflower( シャボンフラワー )
5曲目はBAND verの『Sabãoflower』
顕嵐君がニッコニコで歌っていた。
歌いながら安井さんと諸星君がステージを右に、左に、ステップを踏みながら楽しそうに踊っていたのですが、クルっと回る安井さんのターンが華麗すぎた。宝塚かと思った。
「Feel So Good」のMVでしているようなハンドシェイクもしていて、ひたすらHAPPYな雰囲気。
7ORDERのキャッチコピーである“Make Happy Order”が好きで推しているタイプのオタクなので楽しそうにしている推しの姿が一番好きです。
ハートのカラビナこちらです。広告じゃないので安心して。7Oメンカラ全色あるよ~~
M06 27
そしてラストの6曲目はまさかの『27』
Sabãoflower⇒27の曲間で真田君が高速ギターチェンジするのが個人的にめっちゃ「好き」ってなりました
真田佑馬 主演舞台『27』の楽曲。
「だからゆくよ愛が鳴る方へ」という歌詞や、長妻君の奏でるメロディが海風を追い越して駆け抜けていく感じがクライマックスっぽくて素敵だった。
たぶん音源と歌わりが変わっていて、ボーカルメイン組の歌唱が多くなってるっぽい。
ということで全6曲。約30分間のパフォーマンスでした。
「ありがとうございました。楽しかったです。7ORDERでした!」
で去っていく7人。
最後に舞台袖で安井さんと長妻君がハイタッチしていたのがちらっと見えて
本人達も楽しめたのかなと。推し、生きてんなぁと。
いつものことですが、ステージ上の安井さんの頼もしさが半端なかったです。付いていきたくなる背中。
風に揺れる衣装やポーーーンと飛んでいく音、
野外ならではのものが沢山あってとっても楽しかった。
【7ORDER】
— Kitakyusyu Rock Festival (@kitakyushu_rock) September 30, 2022
野外フェスへの参加が初とのことでしたが、最高にかっこよかったです!
ありがとうございました!🌈
#北九州ロック
#7ORDER pic.twitter.com/aoHVOhuP7z
いい写真。
MC
北九州フェスはライブとライブの間に司会者によるアーティスト紹介があったのですが、7ORDERのライブ後は
「7ORDERファンの方はまだ移動しない方がいいかもしれませんよ」と。
しばらくすると、泉谷しげるさんが登場し「あいつら居残りだ!ちょっとこい!」
なんとメンバー全員がステージに再登場。( 司会のお二人、親切すぎません?感謝 )
泉谷しげるさんからの激励?喝?愛?にメンバーもタジタジ……
長妻君がダイナミックお辞儀をするもんだから
泉谷さん「お前それ(体)どうなってんだ」
立山さん「昔のガラケーみたい…」
と、カラダが柔らかすぎて面白いという長妻くんならではの笑いが生まれてました。
プレイリスト・モーメント
フェスが終わったらすることは?そう!復習!!
7ORDER以外のアーティストさん達の楽曲も分かる限りセトリ順で入れました。各ファンの方の情報発信のおかげ。
そして関連ツイートはモーメントにした
ヨブンのこと
今回のセットリストは6曲中4曲が7ORDERの作った曲。
だからこそ6曲( OPSE含めると7曲 )を通して統一感もあり、はじめて7ORDERを見る・聞く・知る人にとって「こういう音楽をやっているグループです」が分かりやすかったんじゃないかなと感じました。所感ですけど。
今回も素敵なプレゼントだったなぁ。
個人的に『27』がすごく意外だったのでセトリ秘話を聞きたい。てっきりラストはLIFEで来ると思っていました。
フェスは一目惚れの聖地(by 女王蜂/アヴちゃん)だと思っているので今回のフェスで初めて7ORDERを知って、一目惚れした人がいたらいいな。いるだろうなと。
それと、フェス好きとしては今回の北九州ロックをきっかけにフェスに興味を持ってくれる人が増えたらいいなと思う。
今後フェスに出演していくならやっぱりアンセムソング(代表曲的な)があったらより強いんだろうなと思った。
以上。7ORDERオタクによる北九州ロックのライブレポートでした。
OPSE INTRO -ONE-
M01 雨が始まりの合図
M02 青空と爆弾
MC – 自己紹介 –
M03 SUMMER様様
M04 GET GOLD
M05 Sabãoflower
M06 27